マイコプラズマ肺炎について

おはようございます[emoji:v-291]
山の景色もだんだんと緑から紅葉になってきました[emoji:v-34]
処によっては今週から紅葉狩り[emoji:v-281]に行かれる方も
いらっしゃるでしょうね[emoji:v-352]

2週間前のブログで「RSウイルス」について
お話をさせていただきましたが、
今朝のNHK番組の「あさイチ」でRSウイルス感染症と並行して
流行の恐れのある
「マイコプラズマ肺炎」も7月から多く
発症しているとの話でした[emoji:v-12]

今日はその「マイコプラズマ肺炎」に焦点を当てて
みましょう[emoji:v-222]

「マイコプラズマ肺炎」
1930年代からだんだんと認識されてきました。
以前は非定型肺炎(肺炎球菌による感染症とはタイプ
が違うもの)の仲間でした。

この感染症は日本ではオリンピックの開催する年に
流行がみられ、「オリンピック病」[emoji:v-64]といわれた時期も
ありましたが、今では毎年地域的に小流行を繰り返す
ようになってきました。

≪症状。≫
発熱⇒空咳⇒痰がらみの咳⇒筋肉痛・関節痛
⇒重症化で中耳炎、脳炎、心筋炎・心外膜炎、などの合併症
が現れることもあります。
症状はかなり個人差があります。
2~3日で治ってしまう方もいれば、1ヶ月以上かかる方も
います[emoji:v-393]

治療薬としては抗生物質です[emoji:v-21]
一般に出されるセフェム系やペニシリン系には効果がなく、
マクロライド系、テトラサイクリン系、ニューキノロン系は症状の期間
を短縮化し、治るのを早める効果があります。

飛沫感染症の為、
「うがい」「手洗い」「マスク」等
で予防を心がけましょう[emoji:v-311]