ムラサキ(紫根 シコン)について

こんばんは[emoji:v-291]

寒さが身に染みる季節ですね[emoji:v-393]

今日は私の娘の誕生日です[emoji:v-384]

祝ってあげようとしましたら、ちゃっかり彼氏
と誕生日会をしてもらっているみたいです

もう昔のような小さな娘ではないようです[emoji:v-406]

気分を変えて今日皆さんにお話しする話題は
『ムラサキ 紫根(シコン)』です。

121226 ムラサキ縮小

ムラサキ(紫 Lithospermum erythrorhizon)は
ムラサキ科の植物の一種。
多年草で、初夏から夏にかけて白い花を咲かせます[emoji:v-352]

根の乾燥品を紫根(シコン)と呼ぶそうです。
江戸時代に活躍していた名医 華岡青洲が
潤肌膏に紫根を加えて紫雲膏(シウンコウ)を
創ったことでも知られています[emoji:v-26]

主成分はシコニンと呼ばれる色素です
外傷に塗布すれば肉の再生を促し、
解毒作用によって腫瘍の発生を抑える働き
もあります。
また、内服して胃や腸にできた腫瘍を体外に
排出する作用もあるそうです[emoji:v-217]

≪紫雲膏≫
殺菌、抗炎症作用を持つムラサキ(紫根)は染料植物
としても使われ、出来上がった軟膏は美しい薄紫になる[emoji:v-218]

ひび・あかぎれ・しもやけ・魚の目・あせも・ただれ・
外傷・火傷・かぶれなど、膿や滲出液の少ない
皮膚症状に適用されています。

処方例
胡麻油(ゴマユ) 100.0
紫根(シコン) 10.0
当帰(トウキ) 10.0
黄蝋(オウロウ。蜜蝋のこと) 38.0
豚脂(トンシ) 2.5

冬場は低温火傷等にも注意が必要です。
気をつけましょうね[emoji:v-290]