冬に起こりやすい症状・・・
おはようございます[emoji:v-291]
朝から日差しがでてすがすがしい気分です。
今日は「冬に起こりやすい症状…」について
少しお話しましょう。
冬と関係が深いのは『腎』です。
西洋医学の腎臓の意味とは異なり、東洋医学の『腎』とは
人間の生命活動の源となる精力を貯蔵し、全身に活力を
与える器官の意味です[emoji:v-217]
『腎』が弱ると、生命エネルギーが衰えて、
気力、体力、活動量ともに低下し、元気も
やる気もなくなります。
例えば、冬場に植物も成長を休めて春の芽吹き
をじっと待ち、動物たちも冬眠や休息に入ります。
まさに、働きの低下した『腎』に合わせて、生命
エネルギーを温存している状態と言えましょう。
『腎』との深い関係の臓器は膀胱や骨、骨盤、
耳に密接しています。
機能が衰えると尿の出が悪くなり、体の内部に
余分な水分が滞って、むくみ、冷え、貧血、
膀胱炎、下痢、腰痛、神経痛、足腰の衰え、
耳鳴りなどが起こりやすくなります[emoji:v-26]
『腎』の働きの低下を避けるためにも冬は特に
意識して、『腎』を補う食材を摂ってください。
例えば、昆布やわかめ、ひじき、あさり、しじみ
などです。
気温の低い北方では、鹹味の塩の摂取量が多い
とされています。
これも精をつける腎を強化する知恵だと思います。
また、腎は冷えると働きが衰えます[emoji:v-218]
身体を温める食材としてネギ、ニンジン、かぶなども
併せて摂りましょう[emoji:v-411]