今が旬、ホウレン草

おはようございます[emoji:v-291]

今朝は太陽がのぞいていますが風は冷たいようです[emoji:v-393]

皆さん、『ホウレン草』とは言えば「ポパイ」を思い
浮かべられたりしませんか?
今の子供たちや若い世代はわからないかもしれませんが、
『ホウレン草』をポパイが食べると筋肉もりもりの身体になり、
悪い敵をぶちのめすシーンがとても感動的でした

・・・で今日はその『ホウレン草』について
少しお話しましょう。

130213 ホウレン草

『ホウレン草』を1日100g摂取することで、1日必要な
ビタミンAやCをほぼ全量摂ることができるほど、
栄養価が高い緑黄色野菜の王様ですね[emoji:v-411]

中国では「緑の野菜は血を作る」といわれ、
古くから造血作用、止血作用、また血液循環をよくする
作用があるとされてきました。

『ホウレン草』は鉄の吸収を助けるビタミンCや造血ビタミン
と呼ばれる葉酸も豊富に含まれるため、3つの成分が
タッグを組んで貧血予防に威力を発揮します[emoji:v-218]
(鉄分は牛レバーに匹敵)

ヨーロッパでは”胃腸のほうき”といわれ、
消化吸収のよい食物繊維が胃腸を整え、便通をよくします。

食物の五つの味(漢方医学の考え)では
甘味に属し、胃腸に働きかけて活性化します
特に腸の熱をとり去って渇きを止め、潤す作用が
あるとされ、渇いた咳や便が乾いて出にくい時に
お勧めです。

また、結石の原因になるシュウ酸が多いといわれます。
このシュウ酸は、『ホウレン草』の持ち味である”あく”の成分。
茹でて水にさらすと溶け出します[emoji:v-217]

今日の夕飯に『ホウレン草』を1品加えてみては
どうでしょうか[emoji:v-411]