あさつき(浅葱)について

こんばんは[emoji:v-291]

3月に入りなかなかブログ更新ができなくなってきました[emoji:v-388]

今日から春の旬の食材についてお話しますね[emoji:v-411]

今日は『あさつき(浅葱)』についてです。

ネギの一種で、万能ねぎやわけぎによく似た山菜です。

130301 あさつき

日本各地に自生し、晩春にネギの代用として愛用されてきました[emoji:v-218]

葉の緑色が少しネギより薄いことから「浅つ葱」と呼ばれ、
分葱より葉が細く、癖のない香りが特徴です[emoji:v-217]
(シャキシャキとした歯ごたえやピリピリとした辛味が特徴で、
葉だけではなく白い鱗茎(球根)も食べられます。)

江戸時代の食物書『本朝食鑑』には、
『あさつき(浅葱)』
「気を下し、食を消し、また能く食を進める」とあり、
高ぶった気を鎮め、消化促進し、食欲増進に役立つことが
古くから知られています。

ネギ類と同様の刺激成分である「硫化アリル」が含まれ、
消化液の分泌を促して食欲を増進したり、ビタミンB1の
吸収を高め疲労回復や食欲不振、イライラの解消に役立つ
とされています。
また、利尿・発汗作用も有しています[emoji:v-425]

最近の研究で「硫化アリル」には血糖値や血圧の上昇
を抑制したり、抗がん作用があることも分かってきています[emoji:v-411]

『あさつき(浅葱)』を食べるひとつポイントです。

生で食べたほうがよいようです
薬味やサラダにして召し上がってくださいね[emoji:v-290]