精神疾患と食材
おはようございます[emoji:v-291]
今日も快晴です。
まだ、気温が30度超えていますが、着実に秋に近づいています。
今日はうつやイライラ・不安感、やる気が出ないなどの精神的な問題に
お勧めの食材を少しお話しましょう。
近年、仕事や人間関係などが増え、それに伴い、うつ病やパニック障害などの
精神疾患が増えています。
精神疾患にはいろいろなケースがあるようです[emoji:v-217]
中国の医学では多くは「気」が関与していると考えられています[emoji:v-26]
中でも多いのは「気虚」の場合で『やる気』や『元気』のもとになる気が不足
することで、意欲の低下、食欲不振、不眠、疲労倦怠感などのうつ症状が現れてきます。
慢性的な不安やイライラ、緊張などの症状がみられる不安神経症は、
気の巡りが滞った「気滞」が主な原因とされ、のどの詰まり感や胸のつかえ感
などが現れるのが特徴です[emoji:v-26]
また、下がるべき気が上にのぼってしまった状態「気の上衝」と言われ、
この場合、発作性の動悸や不安感、のぼせなどの症状が起こるようです[emoji:v-405]
「百病は気より生ず」といわれ、喜、怒、憂、思、悲、驚、恐などの感情も
病気を引き起こす一因とされています。
特に精神疾患には「憂」と「思」が関与してることが多いようです[emoji:v-26]
五行説でみると「憂」は肺を弱め、「憂」よりも思い悩む要素が強くなると
脾が弱まるとされています[emoji:v-218]
その結果、内臓機能が低下して食欲もなくなり、ますます元気がなくなるという仕組みです。
不安やうつ、イライラなどを鎮めるには、「気」を補うもの、気の巡りをよくするもの、
気を下げるものを摂ります[emoji:v-352]
「気」を補う食材としては…
イモ類、きのこ類、木の実など
「気」の巡りを良くする食材としては…
しそ、玉ねぎ、金柑、ミカンなどの辛味のものや柑橘類
「気」を下げる働きのある食材としては…
大根、かぶ、せり、セロリなど
また「憂」や「思」の感情で傷つきやすい脾と肺を補う甘味や辛味の
食材も併せて摂るとよいでしょう[emoji:v-411]
日中と朝晩の気温差があり体調を崩しかねません。
皆さん十分に注意しましょうね[emoji:v-290]