4月です!
[emoji:v-217]おはようございます。
朝から気持ちよい晴天に恵まれました[emoji:v-291]
4月には入ってとてもあわただしい日が続いています
消費税が上がったり、入社式[emoji:v-191]、花見[emoji:v-252]
等々
このあわただしさで、イライラや不眠になる方も少なくないでしょう[emoji:v-217]
今日はその「イライラや不眠 に対する東洋医学(漢方)の考え」を述べることにしましょう。
以前、「更年期障害」の中でもご紹介した不定愁訴と同じ考えかもしれませんが、
まとめる意味で再度お話しましょう[emoji:v-290]
不眠やイライラなどは心の症状としてよく言われています。
「気」の流れが乱れ、滞ったり弱くなったりすることで起きます(不眠やイライラ)
皆さんもご経験があるかと思いますが、ストレスのせいで、眠らなければと
考えれば考えるほど眠れなくなります。
また、体が冷えて眠れなくなったり、イライラが出ることもあります[emoji:v-217]
睡眠は個人差が大きいので、時間の長さにこだわらず、短時間でも
眠ればよいと思うようにすることも、時には大切でしょう。
不眠は病気の入り口とも言っています[emoji:v-26]
クリニックや診療所にも受診した方がよい場合もあります[emoji:v-218]
では東洋医学(漢方)の考えはどうでしょうか。
不眠には大きく分けて『肝』と『脾』が原因になります[emoji:v-252]
『肝』の働きが乱れると『気』が滞っておさまらず、あれこれと考えすぎて
床に入っても、うとうとと考え事をしてしまったり、イライラして眠れません[emoji:v-395]
『肝』からくる『気滞(キタイ)』、『気虚(キキョ)』タイプのことを言います[emoji:v-221]
このタイプは治りにくくずっと引きずってしまうことが多いようです[emoji:v-218]
もう一つは『脾』が弱っていることで起こる不眠です[emoji:v-394]
『脾』は消化管系(胃腸)と関係が深く、『脾』の働きが弱くなると全身に栄養が
行き渡らなくなり、疲れやすくまた冷えやすくなります[emoji:v-393]
くよくよと考え事をすることでますます『脾』の力が低下し、眠りが浅くなります[emoji:v-394]
これは『脾』=胃腸が弱っていることによって起こる不眠症状です[emoji:v-218]
この二つが最も多い不眠のタイプですが、ほかにもあります[emoji:v-220]
『陰虚(インキョ)』タイプ・・・『水』が滞り、必要な水が不足して、
冷えが進んでしまうため、体が冷えて眠れなかったり、すぐに目が覚めたりします[emoji:v-393]
『肺』の力が低下したタイプ・・・悲しみをひきずりやすくなるため、不眠、
落ち込み、うつなどの症状を起こします。
『腎』の力が低下したタイプ・・・不安や恐怖を感じやすくなり、不眠へとつながります[emoji:v-395]
『心』が乱れているタイプ・・・はしゃぎ過ぎたり、興奮しすぎたりして、バランスが崩れ、
不眠や落ち込みとして症状が現れます。
東洋医学(漢方)の考えは臓器と心のバランスの乱れに着目して原因を探っていきます[emoji:v-411]