茄子(ナス)について
こんにちは[emoji:v-291]
やっと、中国地方も梅雨が明けました。
梅雨が明けて10日ばかり晴天が続くとされています。
まさにきょうも日が照り気温もグングン上昇しました[emoji:v-394]
熱中症には十分注意して下さい[emoji:v-41]
今日は「茄子(ナス)」について少しお話しましょう。
原産地はインド→その後、ビルマを経由して中国へ渡ったと考られています[emoji:v-218]
中国では茄もしくは茄子の名で広く栽培され、日本でも1000年以上に渡り栽培されているそうです。
日本には平安時代に伝わり、夏に実がなるので「夏実」(なつみ)と読んでいたそうです[emoji:v-389]
中国医学では「茄子(ナス)」は甘味{五行説「五味」}に属し、“脾”に働きます[emoji:v-352]
甘味に属する食べ物は、補益和中緩急といって、
脾の役目は「元気をつけ、お腹の調子を整え、緊張をほぐす」作用があるとされています。
脾とは食べ物や水分の消化吸収を行っているところです[emoji:v-290]→消化管を意味します[emoji:v-221]
「茄子(ナス)」が特に当てはまるのは、”和中”の”部分で、胃や大腸をはじめとした、
消化器の働きを整える作用です。
夏の食べ物は「元気をつける」よりは、体の中から毒素を出す力に優れていて、
血液の浄化に働きかけます[emoji:v-217]
中医学では血液のドロドロ成分を痰湿(コレステロールなど)と呼び、
この痰湿を洗い流す働きが利水作用で、これはまさに「茄子(ナス)」がもつ“脾”の働きなんです[emoji:v-411]
「茄子(ナス)」の成分で現在わかっていることは、
アントシアニンの一種である、皮の色素ナスニンです→抗酸化作用が認めれています。
「茄子(ナス)」に含まれる成分の90%以上が水分ですが、ビタミンKやカリウム、葉酸も含んでいます[emoji:v-290]
食物繊維はセロリよりも豊富に含んでおり生体調整機能に優れているといわれています。
夏バテ防止に威力を発揮するコリンなどの成分を含んでいます[emoji:v-218]
夏の食卓に欠かせない食材ですね[emoji:v-411]
これから夏本番です[emoji:v-41]
水分補給はこまめに摂りましょう[emoji:v-291]