アサツキについて
おはようございます
だんだんと春めいていますね
スギ花粉が目や鼻を刺激してかゆみやくしゃみ、鼻水がよく出ています
今日は葱(ネギ)に似たアサツキを少しご紹介します
「アサツキ(浅葱/浅月)」は、わけぎと一緒でねぎ(ネギ)の一種ですが、
わけぎとはまた別の種類のねぎです
わけぎと比べると辛味が強く、香りも強いものが多いです
日本古来からの色の表現として使われる言葉「浅葱色(あさぎいろ)」というのもこのあさつきが語源です
北海道や東北地方では、冬から春先にかけて新芽の部分のあさつきを春を告げる野菜として重宝されています
新芽の部分は甘みがあり、辛味が少なく、茹でておひたしや酢味噌あえなどにして食べることが多いようです
採集時期:葉は4~5月で、鱗茎は7月です
用法:葉および鱗茎を生で頂くと滋養強壮の働きがあり、鱗茎を煮て食すると体を温める作用があるそうです
また、鱗茎を洗い蒸した後、乾燥したものを煎じて飲むことで、鎮咳、去痰薬としての効果もあります
アサツキにはビタミンB1をはじめB2、B6、パントテン酸などが沢山含まれています
これらのビタミンには栄養素を代謝吸収を高める働きがあり、明日への体の活力を与える食材と言えるでしょう
皆さん、体調管理には十分に気を付けましょうね