8月です!  「半夏」について

おはようございます[emoji:v-291]

毎日暑い日が続いています[emoji:v-41]

皆さん、熱中症やクーラー病とか気を付けてくださいよ[emoji:v-291]

今日は食欲が落ちて、胃がもたれるきに役立つ生薬『半夏(ハンゲ)』について少し
お話しましょう。
150803 半夏 球根
多年生の雑草で、4~5月頃に長さ10~20cmほどの3枚の小葉からなる葉を
1~3枚出すそうです[emoji:v-218]
花はサトイモ科特有の変わった形で5~7月に開花します。
種はわずかで、1つの花に平均で20粒前後なります[emoji:v-221]
生薬としては、サトイモ科カラスビシャクの球茎の外皮を除いて乾燥したものを用います。

効能・用途・・・
鎮吐作用、去痰作用、平喘作用があり、鎮嘔、鎮吐、
鎮静、去痰剤として、悪心、嘔吐、咳嗽、心悸、目眩、頭痛、急性胃カタル、咽喉腫痛、
不眠症などに良いとされています[emoji:v-352]

一般に生姜と共に用いる。(持続する嘔吐や妊婦のつわり、喉の痛みなどに効用があるとされている)

体を温め、停滞しているものを動かし、発散させる作用をもちます。[emoji:v-352]

この生薬が配合されている代表的な漢方処方は・・・
大半夏湯(だいはんげとう)  半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)
小半夏加茯苓湯(しょうはんげかぶくりょうとう)  二陳湯(にちんとう)
小青竜湯(しょうせいりゅうとう)   二朮湯(にじゅつとう)
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)  釣藤散(ちょうとうさん)
など

熱中症予防には水分補給が大切です[emoji:v-411]
体調管理には十分注意しましょう[emoji:v-290]