益母草(ヤクモソウ)について

こんにちは[emoji:v-291]

9月に入り秋雨前線が活発でよく雨が降っています[emoji:v-279]
今は曇り空です。なかなか快晴の空がのぞきませんね[emoji:v-292]

今日は『益母草(ヤクモソウ)』について少しお話します。
150907 ヤグモソウ益母草
益母草(ヤクモソウ)は、シソ科ホソバメハジキの全草です[emoji:v-218]
別名メハジキとも言います。
名が示すように重要な婦人薬として花期の全草用いられます[emoji:v-352]
また、種子は「茺蔚子(ジュウイシ)」と呼ばれ、煎じることで利尿作用、眼病に用います[emoji:v-221]

産地は日本各地、中国で、成分としてはアルカロイド、イリドイド、ジテルペン、
フラボノイド、カフェイン酸、タンニンなどを含みます[emoji:v-26]

効能として子宮収縮作用、利尿作用、活血調経・行血去瘀作用があり、
婦人科の常用薬として、またリウマチにも使うこともあるようです。
唇の色が悪かったり、月経の血に塊があったりする時は「血」の循環が悪いとされています[emoji:v-394]
その場合は生理不順・生理痛・無月経など婦人科領域にもっとも使用されています[emoji:v-410]
産後の止血強壮薬として、また乳腺炎にも使われることもあります。

種子は同様に用いられるほか、不正出血、月経過多に応用され、
子宮収縮、鎮静に効き、さらに中国では子宝の薬草としても用いられていました[emoji:v-411]

9月は台風の季節でもあります[emoji:v-474]
十分気をつけましょうね[emoji:v-291]