入浴について
こんばんは[emoji:v-290]
インフルエンザの患者さんが増えています。
外出時はマスク、帰宅後はうがいや手洗いを忘れずに行いましょう[emoji:v-400]
今日は入浴について少しお話しましょう。
消費者庁は、家庭の浴槽で高齢者が溺死する事故が増えているとし、
冬場は事故のリスクがさらに高まることから、入浴時に十分な安全策を
とるように注意を呼びかけています[emoji:v-218]
人口動態統計を分析したところ、家庭の浴槽で溺死する人は
2004年・・・2,870人
2014年・・・4,866人と10年間で約7割増加していました。
この死亡例のうち65歳以上の高齢者が約9割を占めており、
なかでも75歳以上の層で増加が著しいことがわかたそうです[emoji:v-393]
問題は、脱衣所と浴室の温度が急激に変わると血圧が大きく変動して
失神したり、意識障害を起こして溺水し、突然死するリスクを伴うそうです[emoji:v-393]
また、浴室は滑りやすく、転倒などによる怪我も発生しやすい事も原因の一つです。
とくに、浴室で事故死する人は高血圧や心疾患、糖尿病などの慢性疾患をもつ
ケースが多くみられることから、これらの患者はとくに注意する必要があります[emoji:v-352]
調査では安全な入浴方法の目安である「41度以下で10分未満にあがる」ことを
守っている人は42%にとどまっています。
入浴を勧める注意点は以下のとおりに示されています[emoji:v-221]
●入浴前に脱衣所や浴室を暖める。
●湯温度41度以下、湯につかる時間は10分までを目安に。
●浴槽から急に立ち上がらない。
●飲酒、食後すぐの入浴は控える。
●入浴する前に同居者に一声かけて、見回ってもらう。