「トコトリエノール」について
こんにちは[emoji:v-291]
昨日は開催しました『健康と食のフェア』に暑い日にもかかわらず
大勢の方のご参加がございました[emoji:v-290]
今日は「トコトリエノール」について少しお話しましょう。
「トコトリエノール」を聞いたことございますか?
実は「トコトリエノール」はビタミンEの一種であり、強い抗酸化作用を持った栄養素なんです[emoji:v-218]
ビタミンEは「若返りのビタミン」とも呼ばれる脂溶性のビタミンですが、
大きく分けるとトコトリエノール類とトコフェロール類の2つに分類されるそうです[emoji:v-405]
トコトリエールとトコフェロールはそれぞれα(アルファ)、β(ベータ)、γ(ガンマ)、δ(デルタ)
が存在するため、ビタミンEは厳密には8種類存在しているそうです[emoji:v-217]
トコトリエノールはトコフェロールをしのぐ抗酸化力を持っており、トコフェロールの
約40~60倍もの力を持つことからアメリカでは「スーパービタミンE」とも呼ばれているそうです[emoji:v-352]
≪トコトリエノールを含む食品≫
○パーム油
○ココナッツ油
○米ぬか油
○大麦油
≪トコトリエノールの効果≫
●美肌効果
トコトリエノールが持つ抗酸化作用によって、真皮の構成を破壊する活性酸素が
除去されるため、しわの予防に有効であるといわれています。
また、トコトリエノールにはヒアルロン酸を産生する作用もあるといわれています[emoji:v-218]
体の中で直接ヒアルロン酸を生成することで、真皮層の水分保持能力を高め、
しわに対して効果を発揮すると考えられています[emoji:v-411]
●美白効果
トコトリエノールはシミの生成に対して、メラノサイト活性化因子の放出を抑え
、メラノサイトがメラノサイト活性化因子を受け取ることを抑えるように働きます。
さらに、メラノサイト自体の働きも妨げる作用があり、これらの働きによって、
トコトリエノールはシミの原因であるメラニン色素の生成を抑制することができると
考えられています[emoji:v-352]
●コレステロール低下作用
トコトリエノールは、コレステロールの生成に関与している酵素に作用し、過剰な
コレステロールの生成を止める働きがあるそうです。
また、コレステロール値が正常な場合には特に低下させることはないそうです[emoji:v-221]
●動脈硬化を予防する効果
トコトリエノールには、コレステロールが過剰に生成されることを抑制する作用
があるため、悪玉(LDL)コレステロール自体の生成を抑えることができるそうです[emoji:v-26]
また、トコトリエノールは抗酸化作用によって、悪玉(LDL)コレステロールの酸化を予防
することができたり、マクロファージが必要以上に生成されることを食い止める作用
もっているそうです[emoji:v-352]
これからの夏本番に向け熱中症など十分に気をつけましょう[emoji:v-411]