「ナンテンの葉」について
こんばんは[emoji:v-291]
今日もまだ蒸し暑い日でしたね[emoji:v-393]
もう何日かすれば10月なのですが、まだ気温が30度に達しています[emoji:v-394]
異常気象そのものなので、皆さん体調管理には十分気を
つけてください[emoji:v-410]
今日は「ナンテンの葉」について少しお話しましょう。
ナンテンは中国原産。日本では西日本、四国、九州に自生しているが、
古くに渡来した栽培種が野生化したものだとされているそうです。
庭木としてや玄関前などに植えられることが多いです[emoji:v-221]
その理由としては・・・
音が「難転」即ち「難を転ずる」に通ずることから、縁起の良い木とされ、
鬼門または裏鬼門に植えると良いなどという言い伝えがあるようです[emoji:v-410]
福寿草とセットで、「災い転じて福となす」とも言われています[emoji:v-290]
葉は、南天葉(なんてんよう)という生薬で、健胃、解熱、鎮咳などの
作用があるようです[emoji:v-26]
葉に含まれるシアン化水素は猛毒ですが、含有量はわずかなため、
危険性は殆どなく、食品の防腐に役立ちます[emoji:v-352]
このため、彩りも兼ねて弁当などに入れているようです。
ナンテンの実の方ではアルカロイドの1種である『ナンテニン』や『ナンジノシド』
などの成分があり、『ナンテニン』には気管平滑筋を弛緩させる作用がある
ことが分かりました[emoji:v-353]
また、『ナンジノシド』は抗アレルギー作用を持ち、これを元にして開発
されたトラニラストが抗アレルギー薬及びケロイドの治療薬として
実用化されています[emoji:v-410]