「蓮(ハス)」について
こんばんは[emoji:v-291]
朝から今日は1日中雨が降っていました[emoji:v-279]
梅雨が近いのかなと思う1日でした[emoji:v-390]
今日は梅雨時期にきれいな花を咲かせる
「蓮(ハス)」について少しお話ししましょう。
「蓮」は日本では2000年前から自生をしています[emoji:v-352]
「神農本草経」にはハスの実(藕実:グウジツ)は百病の
元を除く作用があると記載があるそうです。
和名のハスは、古くは「ハチス」といい、
果実が蜂の巣を連想させることから、
「蜂の巣」→「ハチス」→「ハス」と変化したと
いわれています[emoji:v-410]
・蓮肉(レンニク): 主要成分に、アルカロイド成分の
ロツシン、ジメチルコクラリンを含み、平滑筋弛緩作用
が確認されています。
鎮静作用、滋養強壮、健胃、止瀉の作用もあります[emoji:v-26]
・藕節(グウセツ): 蓮の肥大した地下茎が蓮根で、
食用とされていますが、食用としてしない地下茎の節部
のことです[emoji:v-26]
薬効としては吐血・胃潰瘍などの際の止血作用があります。
また、種皮を蓮衣(レンイ)、胚芽を蓮心(レンシン)、
葉を荷葉(カヨウ)、葉の基部を荷葉蔕(カヨウテイ)、
葉柄や花柄を荷梗(カコウ)、花蕾を蓮房(レンボウ)、
など
様々な蓮の部位が漢方薬の一成分(生薬)として
用いられています[emoji:v-411]
最近は蓮の実の研究が進められ、
様々な薬効(薬理作用)が認められています[emoji:v-410]
今度の日曜日は「ちょっと朝市」を開催します。
お近くにお越しの際はちょっと覗いてみてください[emoji:v-411]