熱中症

おはようございます
梅雨時期のうっとうしい1日になりそうです
今日は熱中症についてお話をさせていただきます!
題して、「高齢者における熱中症とその対策」です
高齢者は、喉の渇きを認識する感受性が低下している上に
生理機能や体温調節機能の低下がみられます。さらに

①エアコンがあっても効きすぎるのが嫌で使わない
②防犯のために窓を閉め切っていることが多い
 (足が悪い方が多く、1階に住んでいることが多い)
③夜間トイレに起きないように水分摂取を控えている

などの習慣をもつ方が多く、熱中症発症の危険性が高くなります
また、高齢者の方は既往歴も多く、ますます熱中症になりやすいです。
①高血圧治療薬の中で、利尿剤を服用されている方は、脱水を促進させ
 る場合もあります。
②糖尿病治療の方では、ブドウ糖排泄に伴う高浸透圧利尿による脱水や
 自律神経機能の低下から発汗が不十分となりやすくなっています。
③精神疾患を持つ方の治療薬には発汗が少なくなる性質があります。
≪対策≫
初夏から体を順応させる(1日1回は日差しの中を歩き、
  その後はクーラーのきいた部屋などで過ごすなど)。
こまめに水分と塩分の摂取を行い、脱水を予防する。
1日1回、体をしっかり冷却し体温を正常化させる。
日常から家族や社会福祉関係者によるケアを行う。

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