虫と人類
こんにちは
今日で長い連休が終わりますね
皆さん、どんな休日でしたか
西日本は晴天が続きましたが、東日本では
雨が多かったようです
今朝、テレビを見ていましたらとても良い情報が
飛び込んできました
NHKの「サキどり」という番組です
ヤママユとういう蛾の一種の幼虫がとても
すばらしい働きがあると着目されています
冬の間、幼虫は体内で細胞を眠らせる休眠物質「ヤママリン」
を分泌しているそうです
ヤママリンで幼虫の細胞の活動は一時的に停止して、
厳しい冬を乗り切り、そして暖かい春がくると、
幼虫は目覚めて活動を始めるそうです
ヤママリンを分泌することで、「眠っている状態」を作りだし、
自ら細胞分裂を抑制し、冬眠する態勢を整えているのです
冬の間、動き回るよりも春に活動を開始したほうが
ヤママユガにとっては生き残っていくのに快適なのでしょう
そのヤママリンの成分ががん細胞を眠らせることで、
その分裂・増殖を止める事ができれば、新しいがんの治療法
になるか研究がすすめられています
研究者の方は『岩手大学農学部 農学生命課程
応用昆虫学研究室 鈴木幸一 教授』です
昆虫が21世紀のカギを握っているのかもしれませんね