幼児・小児に対する漢方薬の飲ませ方

こんばんは[emoji:v-291]

今日も1日ありがとうございました[emoji:v-411]
先ほどNHK放送でRSウイルス感染が流行する
気配だとか…
うがいや手洗いの励行は大切ですね[emoji:v-26]

今日は幼児や小児に漢方薬(エキス製剤)の上手
飲ませる方法について少しお話をしましょう。

漢方薬は『良薬は口に苦し』か?

『良薬は口に苦し』という諺がありますが、
薬は普通に飲める人、そうでない人もいます。
また、においが気にならなくても咽喉を通過
するときに、むせたり、嫌な味覚を感じたり
する人もいます。
また、逆に苦い方が飲みやすいなど、多種多様な訴え
があります。
一般的に漢方薬の飲みづらい訴えとしては
『苦くていやだ、飲みたくない』
というものが大半だと思います[emoji:v-217]
しかし、漢方薬の味覚に対しては西洋薬とは
少し違った意味があります。

漢方医学には「五臓」と「五味」のという言葉がよく
使われています。
この言葉の関係はとても深い意味があるようです。

では幼児・小児への服用方法は…
まず、母親や大人の協力がなければできません[emoji:v-218]

まず、ご家族に指導を行い、理解してもらうことが
大切なことは言うまでもありません[emoji:v-26]

 味覚を鈍麻させるためには、ココア、
リンゴジュース、カルピスなどに溶かしたり、
ヨーグルトと一緒に服用させたりするのも
一つの方法です。
また、蜂蜜に混ぜて服用する場合は1歳未満の
乳児には控えてください。
(乳児ボツリヌス症を発症する恐れがあります)
もう一つの方法としては…
薬を少量のお湯に溶かし冷却後、冷凍庫内で
シャーベット状にして、そのまま飲ませたり、
ストローを使ってみることで飲みやすくなる
と思いますよ[emoji:v-411]