「胡瓜」について
こんばんは[emoji:v-291]
昨日から8月に入り、これからも厳しい暑さ
続きますね[emoji:v-394]
今日は夏野菜の代表的な食材
「胡瓜(キュウリ)」について少しお話しましょう。
『瓜食めば子達思ほゆ、栗食めばまして偲ばゆ』
「ウリハメバコドモオモホユ、クリハメバマシテシノバユ」
この瓜は「胡瓜」のことです[emoji:v-218]
「胡瓜」は中国から日本に伝わりました。
日本の夏野菜といえば、「胡瓜」と決まっていましたが、
ハウス物が出回るようになり1年中食べられるようになり、
季節感がなくなりました[emoji:v-390]
サラダ、漬け物、酢の物にと、手軽に使える便利な
野菜ですね[emoji:v-410]
胡瓜の主な栄養成分(可食部100gあたり)
といえば・・・
β-カロテン:330μg
ビタミンC:14mg
ビタミンK:34μg
カリウム:200mg
食物繊維:1.1g
胡瓜には水分とカリウムが多く含まれ、
利尿作用があるので、むくみの解消によく効く
といわれています[emoji:v-221]
胡瓜の皮30gを煎じて毎日数回に分けて
服用したり、また、つるも煎じて飲むと、
さらに効果が高まるそうです[emoji:v-352]
暑気あたりの解消にも効果的です[emoji:v-411]
特に、ぬか漬けにすると、ぬかのビタミンB1がしみ
込んでいるので、胡瓜のビタミンCと共に、
疲労回復に効果もあるそうです[emoji:v-410]
ぬか漬けや味噌漬には、食欲を増進させたり、
整腸作用もあるので、食欲が低下した状態でも
胃にやさしく作用してくれます。
胡瓜に含まれるカリウムには、体内の不要な
塩分を排出し、血圧を正常に保つ作用がある
とされています。
また、胡瓜の苦味のもとは、ククルビタシンという成分です[emoji:v-352]
ククルビタシンには、色々な種類あるそうですが、
その中の一部には、抗腫瘍性の作用があることが
報告されています[emoji:v-352]
苦味の強い野菜であったため、江戸時代終わり頃まで食材としては
不人気ながら、外用薬として打身や切り傷に薄切りの胡瓜を
貼り付けるという使われ方がよくされたようです。
苦味は収縮させる作用があるので、今の胡瓜よりも、
昔の苦いきゅうりの方が出血を抑える作用が強かった
かもしれません。
皆さん、熱中症予防のために
水分補給はこまめに摂りましょう[emoji:v-410]
疲労回復にへパーラゴールドドリンクをどうぞ[emoji:v-411]